今回はサイト内の記事やタイトルなどを一括で置換できるプラグイン「Search Regex」を紹介します。
このプラグインは、タイトル・記事本文・カスタムフィールド・コメント・抜粋文・URLを一括で変換してくれる便利なプラグインです。


Search Regexとは?
Search Regexとは、今まで投稿した記事のタイトルや本文、コメント
普段使うようなプラグインではないですが、次の様な場合に重宝し
- WordPressの引っ越し
- 常時SSL化時のURL変更(httpからhttpsへなど)
- アフィリエイト広告などの変更
- 記事の修正など
特に常時SSL化をする際に画像などのURLを変更する時に、1
そんな時は、この
Search Regexのインストール
それでは、さっそくSearch Regexをインストールしましょう。
管理メニュー画面のプラグイン⇒新規追加で「Search Regex」を検索します。
もしくはWordPress.orgからダウンロードしてインス

タケ坊 今回はWordPressの基本の1つ、プラグインのインストール方法について話しましょうか。 柚子 そーだね!ところで、そもそもプラグインが分からないって人はいないかな? タケ坊 […]

Search Regexの設定方法
プラグインをインストールしたら簡単な設定を行います。
管理メニュー画面の「ツール」⇒「Search Regex」をクリックします。
設定項目は3つです。
①Source
「Source」は検索・置換の対象を指定する項目です。ドロップダ
- Comment author:コメントの名前
- Comment author email:コメントのメールアドレス
- Comment author URL:コメントのURL
- Comment content:コメント内容
- Post content:記事の本文
- Post excerpt:記事の抜粋
- Post meta value:記事のカスタムフィールド
- Post title:記事のタイトル
- Post URL:記事のURL
②Limit to
「Limit to」は一回で置換する上限の数値で、検索・置換対象が膨大で対
デフォルト状態では「No limit」で上限なしの状態になっていて、ドロップダウンリストの「10」「25」「50」「100」の中から選択します。
③Order By
「Order By」は検索結果の並び順を設定します。
- Ascending:検索結果を昇順で並び替え
- Descending:検索結果を降順で並び替え

Search Regexの使い方
次は実際の使い方を説明していきますが、その前に置換前の準備を
一括置換前の準備
このプラグインで一括置換を行った場合、データベースごと置換さ
なので、WordPressごとバックアップは必ず取りましょう
WordPressのバックアップはプラグインを利用すると簡単です。

WordPressに限らずブログサイトを運営していく中で、気を付けなければいけないのが、ブログサイトのバックアップです。 世の中何が起こるか分かりませんから、パソコンのデータと同様にブログサイトのバックアップは必ずとりましょう。 僕[…]
一括置換の実行
使い方は簡単で、検索・置換対象の文字を入力して、置換後の文字
そして検索⇒置換状態の確認⇒置換開始となります。
例として「生麦」という文字をを「焼麦」に置換します。
「Search pattern」に検索・置換対象(置き換え前)の文字を入力し
「Replace pattern」に置換する(置き換え後の)文字を入力します。
置換前の投稿画面ではこんな感じです。
最初に検索・置換対象を検索
「Search」のボタンをクリックすると「Search pattern」で入力した検索・置換対象が検索結果として表示されます。
置換後の状態を確認
「Replace」のボタンをクリックすると置換後の状態が表示
置換を実行
「Replace&Save」のボタンをクリックすると置換が実
特に確認画面などは表示されないのでこのボタンのクリック後は元に戻せません。
ちゃんと置換されたか見てみましょう。

正規表現での一括置換
正規表現とは、
正規表現(せいきひょうげん、英: regular expression)とは、文字列の集合を一つの文字列で表現する方法の一つである。正則表現(せいそくひょうげん)とも呼ばれ、形式言語理論の分野では比較的こちらの訳語の方が使われる。まれに正規式と呼ばれることもある。
引用元:Wikipedia
簡単に言うと、色々な文字列を特殊文字を使って1つの文字列で表
例えば、A、B,C,D,E,F,Gは
[A-G]
という感じに簡単に表現す
この正規表現については、置換作業で便利に使えるのですが、けっこう難しいので、今度別記
正規表現で検索・置換をする場合は、「Regex」にチェックを
- case-insensitive:文字の大文字・小文字を区別しない
- multi-line:マウチライン複数行のこと
- dot-all:ドットオール(ピリオド)を使用
「remember to surround your regex with a delimiter!」は、「正規表現をデリミタで囲むことを忘れないでください!」という意味です。

Search Regexの注意点
Search Regexはプラグインで置換作業ができる便利なものですが、気
バックアップを必ずとること
一括置換を行うと、2度と元には戻せません。
変えてはいけない文字を変えてしまった!
なんて事になっても後の祭り、修正するには多大な時間と労力がか
そうならない為にも、WordPressごとバックアップは必ず
バックアップさえあれば、いくら失敗してもやり直しはできますか
最終更新が2年前
この記事を書いている時点で、プラグインの最終更新が2年前の状
もし、うまく動作しない場合は別のプラグインを試してみることを
代替のプラグインとしては「Search and Replace」というのがあるので、「SearchRegex」がエラーを起こしたら試してみましょう。
テーマやプラグインは対象外
Search Regexは記事やコメントなどにかかわるタイトルやURLなど

置換のプレビューは必ずチェック
例えば常時SSL化をする場合、サイト内の画像や記事のURLの「http」を「https」に書き
しかし「http⇒https」と置換すると、アフィリエイト広告や参考サイトなどの外部リンクも置換されるので、リンク先がSSL化(https)されていないと、リンク切れ状態
なので、「Replace&Save」ボタンをクリックする前に
WordPressプラグインSearch Regexのまとめ
記事内容やコメント、URLなどを一括で置換できるWordPr
注意点に気を付ければ便利な


プラグイン情報(2018.07.12現在)
プラグイン名 | Search Regex |
バージョン | 1.4.16 |
作成者 | John Godley |
最終更新 | 2年前 |
WordPress対応バージョン | 4.5.13 |
有効インストール | 100,000+ |
公式サイト評価 | ★★★★★(5) |